No.6 休憩スペース (Refreshment Area)


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問題文

世界的なプログラミングコンテストが日本で開催されることになり,現在会場の設営が行われている.この会場は南北方向に $N$ マス,東西方向に $M$ マスのマス目状に区切られており,いくつかのマスには競技用の機材が置かれている.

このコンテストでは,選手が競技中に休憩するために,軽食や飲み物などを置いた休憩スペースを 1 箇所会場内に設けることになった.休憩スペースは南北方向または東西方向に連続した $D$ マスでなければならない.ただし,機材の置かれたマス目に休憩スペースを設けることはできない.

会場内に休憩スペースを設ける方法は何通りあるかを求めるプログラムを作成せよ.

入力

入力は $1 + N$ 行からなる.

1 行目には 3 個の整数 $N, M, D (1 ≦ N ≦ 100, 1 ≦ M ≦ 100, 2 ≦ D ≦ 100)$ が空白を区切りとして書かれており,会場が南北方向に $N$ マス,東西方向に $M$ マスのマス目状に区切られており,休憩スペースが南北方向または東西方向に連続した $D$ マスからなることを表す.

続く $N$ 行にはそれぞれ $M$ 文字からなる文字列が書かれており,会場の情報を表す. $N$ 行のうちの $i$ 行目の $j$ 文字目 $(1 ≦ i ≦ N, 1 ≦ j ≦ M)$ は,会場のマス目の北から $i$ 行目,西から $j$ 列目のマスの状態を表す '#' または '.' のいずれかの文字である.'#' はそのマスに機材が置かれていることを,'.' はそのマスに機材が置かれていないことを表す.

出力

会場内に休憩スペースを設ける方法は何通りあるかを 1 行で出力せよ.

入出力例

入力1

3 5 2
...#.
#...#
....#
出力1

12

入出力例 1 では,休憩スペースを設ける方法は全部で 12 通りある.

入力2

4 7 5
.#.....
.....##
.......
#......
出力2

7




解説


休憩スペースの置き方として考えられるものすべてに対し,休憩スペースが機材の置かれたマスと重ならないかどうか調べ,そのような置き方が何通りかあるかを出力すれば良い.

休憩スペースの置き方は,縦向きと横向きが考えられるため,それぞれ別に試す必要がある. また,休憩スペースがマス目からはみだしてはいけないことにも注意が必要である.

休憩スペースの置き方は O(NM) 通りあり,それぞれに対して休憩スペースの D マスすべてが機材の置かれたマスと重ならないかどうか調べる必要があるため,計算量は O(NMD) となる.

なお,各マスについて,「そのマスから上方向および左方向に,選手が競技を行わないマスがそれぞれ何マス連続しているか」を計算することで,計算量 O(NM) で正解を得ることも可能である.