小数点の処理
戻る
やること
- 四則演算の順序・小数点の処理を理解する
- 値キャストの概念を理解する
演算の順番
#include "iostream"
using namespace std;
int main(){
cout << 2*(3+1) << endl;//()で括るとその部分は先に処理される。出力される数字は8。
cout << 3+1*2 << endl;//掛け算は先に処理される。出力される数字は5。
}
小数点の処理
#include "iostream"
using namespace std;
int main(){
int a = 5,b = 2;
cout << a/b << endl;//割り算はどちらかが整数型だと答えは切り捨てされて整数となる。出力される数字は2。
double c = 6,d = 4;
cout << c/d << endl;//どちらも小数型だと答えは小数となる。出力される数字は1.5。
a = c/d;//整数型に小数型を代入すると値は切り捨てられて整数となる。aには1が入る。
cout << 3/2 << endl;//小数点まで数字が書かれていない場合は整数型として扱われる。出力される数字は1。
cout << 3.0/2.0 << endl;//小数点まで数字を書くと小数型として扱われる。出力される数字は1.5。
}
型キャスト
#include "iostream"
using namespace std;
int main(){
int a = 5,b = 2;
cout << (double)a/(double)b << endl;//()で括って型を指定するとその型として扱われる。
//この場合aとbは小数型として扱われる。出力される数字は2.5。
string c = to_string(a);//string型にはto_string()を使って変換する。
cout << c << endl;//"5"が出力される。
b = stoi(c);//int型にはstoi()を使って変換する。long long型にはstoll()を使って変換する。
cout << b << endl;//5が出力される。
cout << (string)b << endl;//このように変換することはできず、エラーとなる。
}
戻る